島田荘司「最後の一球」

最後の一球

最後の一球

[追記]2006年12月18日読了
謎解きはほぼなし。犯人役の告白文が本の大半をしめる。御手洗シリーズである必要あったのかな。
シリーズものなら、大きな謎と大法螺な解決が読みたい。
でも、話の持っていき方や「最後の一球」に至る過程の描き方は抜群で、ぐいぐい読めた。