歌野晶午「密室殺人ゲーム王手飛車取り」

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス)

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス)

[追記]2007年03月06日読了
いやー、いいなあ。とても歌野晶午らしい作品かも。特に読後感が悪いところとか。
トリックはそんな無茶な、と思うものが多いけど、この設定だとありだと思う。
がーっと一気に読んでしまえる内容で面白かった。
この種の設定にはつき物の人物に関するひねりもまあまあ。
終章はどうだろう…、この章があって小説として、一段面白くなっていると言えるかなあ。