Bluetoothヘッドホンを買った。ソニー「DR-BT30Q B」「TMR-BT10」
買ったのは、受信側となるヘッドセットと
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送信側となるトランスミッタ
SONY ポータブルステレオトランスミッタ TMR-BT10
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2006/10/21
- メディア: エレクトロニクス
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トランスミッタはステレオミニプラグを挿せるものなら、どんな機器でもワイヤレスにすることができる。
以下メモ。
Bluetoothは、これから搭載機器も徐々に増えていくかなーというぐらいのワイヤレス通信規格。
Bluetoothにもいろいろな種類(プロファイル)があって、受信側・送信側が同じプロファイルをサポートしていないと使えない。
送信側は対応機器(携帯電話とかmp3プレイヤーとかノートPCとか)を持っていれば買わなくてもよい。
対応機器がない場合、今回買ったような送信機が必要。
また、発展途上の規格からか、ネットの情報を見てみると、同じプロファイルを使っていてもメーカ間で相性問題があるらしいことが書いてあった。
僕は、対応機器を持っていないので、受信と送信をセットで買った。相性問題が発生するのが嫌なので、受信・送信をソニー製で統一。
音楽のプロファイルは「A2DP」と「AVRCP」がある。
A2DPは音楽をレシーバー付きヘッドフォン(またはイヤホン)に伝送するためのプロファイル。
AVRCPはAV機器のリモコン機能を実現するためのプロファイル。
ワイヤレス機能だけでよければA2DPに対応していればよいが、リモコン機能も欲しければAVRCPに対応していなければならない。
調べた限りでは、AVRCPに対応している機器は、送信側が限定されている(ipod専用とかウォークマン専用とかPSP専用とか)。
つまり、使う機器が決まっていればその機器専用送信機を買ってリモコン機能が使えるが、使う機器が決まっていない場合にはリモコン機能は使えない。
まあ、そうだよなあ。使う機器が決まっていない場合は汎用性があるステレオミニプラグを使うわけで、リモコン情報を送るのは難しそうだ。
僕は、使う機器を限定したくない(というか機器専用の送信機が売っているものを持っていない)ので、A2DPのみ対応の「TMR-BT10」を買った。
「DR-BT30Q」を選んだのは、耳かけ式が欲しかったから。
買った機器の主なメーカスペック
ヘッドセット「DR-BT30Q」
- 通信方式:Bluetooth標準規格Ver.2.0
- 最大通信距離:見通し距離約10m
- 対応Bluetoothプロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP
- 充電時間:約3時間
- 電池持続時間:約11時間
- 質量:約60g
http://www.ecat.sony.co.jp/headphone/product.cfm?PD=25458&KM=DR-BT30Q
トランスミッタ「TMR-BT10」
http://www.ecat.sony.co.jp/headphone/product.cfm?PD=25459&KM=TMR-BT10
使ってみた感想
- 受信感度は良好。音トビなし。
- 出力も十分で、布団をかぶっても使えた。
- 部屋を出てドアを閉めたら無理だった。ただ、ドアを出た真ん前なら途切れながらではあるけど、聞くことはできた。
- 音質は特に良くも悪くもないという程度。ただ、僕の耳はあまり良くないと思うので、他の人が聞いてどう思うかはわからない。僕の耳は、mp3の圧縮が128kbps以上あれば、普通に聞けるという感じ。
- メーカのページに「※Bluetooth無線技術の特性により、通話や音声再生時に音声がわずかに遅れます」とあるように遅れが少しある。といってもほんの少しで、マウスやキーボードなどのインパクトな操作だと「遅れたな」と感じるが普段の使用には問題ない。例えば、エクスプローラ上のフォルダ移動では違和感があるけど、アニメなどの映像を見ていて違和感を感じることはない。
以下DR-BT30Qについて
- 重いのか、ずっとしていると耳が痛くなる。ただ、これは僕の使い方の問題かも。僕は何時間もずっとヘッドホンをしているので。数日使用していたら問題なくなってきたので、慣れたら気にならなくなるかも。
- 巻き取り機能がついていて、何気に便利。持ち運びや保管で、コードが絡むことはない。
- 充電時間や使用時間はスペック通りという印象。使用時間が10時間を越えるヘッドホンはあまりない。使用時間が長い僕にとってはうれしい。
- 音量操作がヘッドホン側から行える。この組み合わせだとプロファイルがA2DPなので、音量操作はできないものと思っていたからうれしい。AVRCPではないから、「機器本体」の音量が操作できるわけではないし、一時停止や早送り・巻き戻しはできない。ヘッドホンから操作できるのは音量操作のみ。
- 音量操作はしにくい。特に音を小さくする方のボタンの押し込み感覚がほとんどない。