ミヤ・ストリート・ギグに行ってきたその1

このごろ日記を書く時間がなくて、27・28日の日記を今頃(6月3日)書いている。
27日と28日はミヤ・ストリート・ギグ、通称ミヤギグなるものに行った。
ミヤ・ストリート・ギグというのは宇都宮市が主催するストリート音楽イベント。
ジャズが多いけど、ロックやポップスも結構参加している。


関東随一の田舎である我が宇都宮は、「餃子の街」として有名。
餃子の街としての観光地化に一応成功したと見たのか、最近ではカクテル・ジャズの街としても売り出している。
その「ジャズの街」化の一環として、今回のイベントが企画されたようだ。今年でたしか6年目?ぐらい。
僕は今年はじめて見に行った。というか、それまでそんなイベントやっていること自体よく知らなかった。


観光地化しようとするのはいいんだけど、内実が伴っていないように感じる。
餃子を持ち上げ始めたときも、餃子?そんなもんあんまり食べないよ。という印象しか持たなかったし
ジャズ?カクテル?宇都宮で有名?知らねーよそんなこと。なんて思った。
何らかの形で観光地にしようとした時に出た、苦肉の策なのかなあ。


と、まあ実際問題、僕個人にとっては成立過程などどうでも良くて、音楽を楽しむイベントが出来たことは単純にうれしい。
なんで、いままで知りもしなかったイベント見に行ってみようと思ったかというと、姉が出演するんですな、これが。




さて、ここから記憶とパンフレットを頼りに、時系列でそれぞれのバンドについて感想。
ちなみに当日の天気は雨のちくもり。
午前中のバンドはかなり大変だったのではないだろうか。


行く前に公式サイト(しょぼいんだこれがまた)を確認。
会場は宇都宮駅周辺にA・Bの2会場とオリオン通り周辺(これが通じるの地元民だけだろうなあ)にC〜Kの9会場。
合計11会場。


家を出て、宇都宮駅に着いたのが、11時頃。
駅構内では、三味線をやっていた。
後からパンフレットを確認すると、どうやらここはA会場。
駅を出ると、どこからともなく太鼓の音がする。
発生源は元ロビンソン前で、どこどこ太鼓をたたいていた。B会場。
太鼓の音色が好きな僕としては、全部聞いていたかったけど、姉の出演がせまっていたので(12時20分)
早めに切り上げる。


パンフレットを持っていけば乗車料がタダになるバス、きぶなに乗り、二荒山神社前で降りる。
いつも乗っているバスでのバス停とは違う場所だったので、かなり迷う。
方向音痴なので、予想はしていたが、雨が降る中うろうろするのはつらい。
つーか案内板ぐらい用意しようよ。どこでやっているのか全然わからない。
地元の人ならよいけど、観光客はどうしようもないよ。ま、来ていればだが。
そんなこんなで、12時ごろには姉が出演するG会場になんとか到着。


到着したG会場では「恋するロカビリーキャッツ」というバンドが演奏中。
ジャンルはロックンロール。宇大生で組んだ若いバンドなのに古い曲が多い。
ボーカルの人の格好やしぐさがまさにロックンロールって感じ。好きなんだろうなあ。
普段ロックンロールは聴かないけど、歌っている人が楽しそうだと、こちらも楽しく感じる。


次が、姉とその友達Mさんとのユニット「Sunny Place」。
うーん、正直なところけっこう厳しい。緊張しているのがわかる。
もっとのびのび歌えれば、よくなるのではないかなあ。
緊張するなって言うのは無理だろうから、場数踏んで慣れていって欲しい。
オリジナル中心というのは、強みだと思う。コピーの人が多いようなので。
あと、カラオケよりも生の楽器を使ったほう(3曲目のように)が良いように思う。せっかくのライブだしさ。


次、「Music Notes」。サックス中心のジャズ。
ゆったりとした曲がいい感じ。
この人たちは人気なのかな。人の集まりがかなりよい。


ここらでG会場を移動。いろいろな会場をうろつく。
C会場は今日は休み。
D会場は、見やすい位置だし、屋台も近くにあるが、坂。斜めで椅子に座りにくい。
F会場は、交差点。この場所はひどいなあ。道路の幅がせまいので立ち止まれないし、車が近いので音も聞こえにくい。
E、H、I会場はオリオン通りの中。人が集まるとかなり通りづらくなる。今日は雨だったからそんなでもないが、天気だったらどうなっていただろう。
K、J会場はユニオン通り。オリオン通りに比べて、かなり人が少ない。パンフレット見て、近いのかと思ったけど、かなり遠い。縮尺おかしいって。パンフレットの嘘吐き。


一通り回ったところで、新星堂タワーレコードにかねてより探しているCD・DVDがあるかどうか見に行く。
ないなあ。無理をして、オークションで手に入れる方法もあるが、どうにかして自力で手に入れたい。
どこにあるSWAN SONG・BLACKSOUND/BLACKHUMOR。


パルコを出て、D会場。
このころからまた、雨が強くなる。


演奏していたのは「REAL NUMBER」。
東京事変とGoGo7188のコピーをしているらしい。
今日一番気に入ったバンド。
丸の内サディスティック・スーパースターっていう選曲いいなあ。
できれば、コピーだけでなくオリジナルを聞きたかった。
ボーカルの人が来年受験といっていた。
つーことは高校三年か。若いなあ。
僕の高校の学校祭でバンドの演奏があったけど、ひどいもんだった。
ほぼ、強制参加であれはなかった。
このレベルのバンドが自分の高校にもいたらなあ。
このぐらいうまいひとがいれば、聴けたものになっただろうに。


最後、「あさってJAZZ倶楽部」。
うまいし、渋い。
スタンダードなスロージャズ(であってる?)。バイバイブラックバードとかマイ・ファニー・バレンタイン。
プロなのかと思うぐらいだったけど、アマチュアみたい。ジャズは、歌・演奏うまい人多いのかな。


2日目につづく。


ついでに姉にトラックバック送信。
http://d.hatena.ne.jp/art_michi/20060527