今月から奨学金の返還が始まる。返還額と報奨金についてのメモ。

大学4年間の間借りていた奨学金の返還が今月から始まる。
覚書の意味もあり、メモ。借りていたのは日本育英会(現、日本学生支援機構)第一種奨学金


大学4年間の間、毎月53000円借りていて、期間は2003年07月から2007年03月までの45ヶ月。
総借用額は 53000 × 45 = 2385000 円。約240万円。


これを月賦返還。毎月14196円返還(最終月は14268円)。期間は2007年10月から168ヶ月(14年)。
総返還額は 14196 × 167 + 14268 = 2385000 円。利子はないので、総借用額と同額。


14年は長い。返し終わるころは、30代の終わりになっている。
無利子とはいえ、そんな年になるまで返還し続けるのは、あまり気分のいいもんじゃないと思う。
とっとと繰上返還して、さっぱりしてしまいたい。


繰上返還をすると、残りの返還残高に応じ報奨金がもらえる。
早く返還すればするほど得なので、早くお金をためたい。


報奨金がもらえるのは、最終の返還期限の「4年前」までに、返還残額を一度に返還し返還完了となったとき。
もらえる報奨金の金額(割合)は奨学生に「採用された年」によって異なる。
なので、報奨金額は今の制度ではなく、採用された年の制度がどうだったかで決定する。


以下、年度による違い。自分の採用年度以外はネットの情報。

  • 2000年までは、最後の振替額のうち繰上返還となる金額の「10%」に相当する金額
  • 2000年から2004年は、最後の振替額のうち繰上返還となる金額の「5%」に相当する金額
    (僕が採用された2003年度では、返還開始から7年以内は5%、7年以降は3%だった。この期間は細かく制度が変わったのかな?あるいは、3%について書いてある情報が見つからなかっただけかも。)
  • 2005年以降は、報奨金制度廃止。


参考URL

日本育英会第一種奨学金の報奨金をうけとるまで - Gust Notch? Diary
http://d.hatena.ne.jp/gust_notch/20060823/p2


まあ、報奨金がもらえる場合、早く返還するほど得なことに変わりはない。
できれば、200万ぐらいは一気に返還して、10万円ほど報奨金をもらいたいなあ。


そうそう、僕の場合まだ返還する必要があるものがあった。
大学は私立の理系大学に行ったから、奨学金だけでは4割ほどしか学費をまかなえなかった。
残りの6割は親に出してもらった。その金も返すと親と約束をしてある。
合計で600万を超える学費。全て返せるのはいつになる事やら。